刺股(さすまた)を正しく使えますか?棒術を教職員の習い事におすすめしたい理由

教職員の皆様へ「刺股」その時、扱う自信はありますか?

学校に「刺股(さすまた)」が配備されているのをご存知でしょうか?

児童を守るための防犯ツールとして、多くの学校に設置されていますが、実際に使いこなせる先生はどれくらいいるでしょうか?

いざという時、不審者に対して瞬時に刺股を構え、安全な距離を保ちながら児童を避難させる。
この一連の動作には、「道具の扱い方」「間合いの取り方」「相手への意識」「動作の正確性」が求められます。

これらは、実は古武道に伝わる「棒術」の稽古内容と非常に共通しているのです。

学校における侵入事件と教職員の被害:その訓練

いざという時の防犯ツールとしての「刺股(さすまた)」ですが、実際に学校での不審者侵入事件はあとを絶えません。今月5月8日には、東京都立川市の小学校で男2人が暴れ、教職員5名が怪我を負う事件がありました。

また、令和4年(2022)には、埼玉県日高市の中学校に男が侵入して生徒3人が殴られる事件、令和5年(2023)には、埼玉県戸田市の中学校で教職員が切り付けられる事件がありました。約20年前、平成13年(2001)6月に大きな被害があった大阪府池田市の附属池田小事件は、長年教職員をされている先生方にはまだ記憶に新しいものと思います。

こういった事件からも学校は不審者による被害を受けやすく、防犯対策として訓練や刺股の正しい使い方を警察の指導のもとで行なっている学校も少なくありません。

教育現場こそ“防犯の現場力”が問われる

生徒達を守るためにも、学校長を中心とした集団的な防犯訓練は定期的に必要でしょう。しかし、年1回程度の訓練が、いざといった時に教職員自身の身を守る術として機能するかどうか問われます。

どんなに防犯マニュアルを読んでも、適切な道具があったとしても、実際に動けるかどうかは実践経験が鍵です。刺股の使い方も同様で、使う側が適切に動けなければ無意味です。

学校での不審者の行動は、これまでの事件同様に先生や生徒に危害を与えることを目的としています。犯人が逃げることはありません。こういったケースでは、個人でも刺股の使い方を理解して、棒状の道具の扱い方に自信がなければいけません。

古武道の棒術は単なる武術ではなく
「護るための術」として現代にも通じます。

今、教職員が自発的に自分の身と子どもたちを守る力を身につけることが、学校にとって何よりの「安全資源」と言えるでしょう。

棒術の稽古で得られるスキルとは?

九鬼神流棒術の形を教わる
  • 間合いの感覚が身につく
     → 不審者との適切な距離感を保ちつつ、安全に制止・威圧するための判断ができるようになります。
  • 両手での182cm程度の棒状の道具操作がうまくなる
     → 六尺棒で反復稽古することで、刺股の構造や重心を感覚的に理解し、無駄な動きが減ります。
  • 姿勢が安定し、転ばず焦らず動ける
     → 冷静な対応が求められる場面で、自分の重心を崩して転んだりせず素早い行動できます。
  • 「突く・抑える・かわす」動作が自然に出せる
     → 危険を回避しつつ、不審者の動きを制限しながら動く基本操作が身につきます。
  • 危機時の“心の準備”になる
     → 稽古で「想定外」に慣れておくことで、本番でパニックになりにくくなります。

棒術の体験・見学

米沢市内の小学校に飾られた上杉謙信公の肖像

まずは、教育現場で働くあなたにこそ、古武術をおすすめします。初心者の安全に配慮した内容です。女性の先生も安心してご参加いただけます。上杉謙信公上杉鷹山公の教えを掲げて、毎年、生徒達を無事に送り出すために、米沢市の教職員の方にはぜひ一度体験いただきたいです。

内容入門編!日本伝統・古武道
400年以上の歴史ある古武術のカタを体験!九鬼神流棒術・浅山一伝流体術
道場米沢市営武道館(〒992-0012 山形県米沢市金池3丁目1-65)
日程令和7年(2025) 10/28(火)、10/31(金)、11/11(火)、11/14(金)
時間19:00〜21:00
定員男女6名まで
持ち物運動しやすい格好、飲み物・タオル持参でお越しください。
木刀をお持ちの方は剣術(甲源一刀流)も体験できます。
費用ひとり 4,800円 / 全4回
特典体験後にご入会の方は入会金(5,000円)を1,000円引き
申込以下のネット予約ボタン(スマホ&PC対応) または 電話ボタン(スマホのみ対応)
STORES 予約 から予約する

▼【次回の予告】▼

内容超入門編!日本伝統・古武道
米沢藩士や山伏らが使った古武術(棒術・体術)をやってみるの巻
道場米沢市営武道館(〒992-0012 山形県米沢市金池3丁目1-65)
日程令和8年(2026) 春に開催予定

江戸時代の刺股は鉄トゲや鋭さがある形状が一般的でした。
それに近い刺股「アーテックセーフティホールドさすまた」なら、女性教員が扱う場合には、一般的な刺股よりも良いかもしれません。学校に設置されている刺股を今一度見直して、ご参考として以下をご覧ください。

トゲがあって力・体重が使いやすい刺股