古武術奉納演武に参加!北畠顕家公の霊山神社秋季例大祭奉納神賑行事(福島県伊達市)

霊山神社例祭演武|影山流×米沢藩小山道場九鬼神流
影山流道場と米沢藩小山道場

こんにちは。米沢藩・小山道場講師の小山です。

約1ヶ月前のこと、スポーツの日。福島県伊達市の影山流道場からのお誘いをいただき、霊山神社の例大祭にて伊達政宗が出自した米沢を代表して奉納演武に参加してきました。古武術では、影山神伝乱曲找舟派兵法。観心塾武友会。そして、当道場の九鬼神流棒術。古武術の他にも、北組・南組太鼓保存会の霊山太鼓。奏楽 霊山雅楽会の豊栄舞の奉納がありました。

霊山神社:霊山という山里

福島県伊達市霊山は、当道場が拠点としている山形県置賜盆地の裏側(あるいは表側)にあたります。
人口5万4千人程度の地方都市です。そのうちの霊山地区となれば、さらに住んでいる人は少ない土地です。

あまり知られていませんが、南北朝時代(1336年〜)には北畠氏が入り陸奥国府(現在でいう福島県・宮城県・岩手県・青森県・秋田県一部の県庁所在地)が置かれました。そして、戦国時代(1467年〜)に東北の覇者となった伊達氏が出自した土地でもあります。

霊山神社は、もともと修験が盛んだった霊山の山を守る社です。修験が禁止されてから、明治政府を成立させた立役者岩倉具視らによって、南朝方の名門・村上源氏である北畠氏一族を祀って建立されました。

神楽殿での演武の空気感:厳かで 厳かながら 人でなく

通常、神社での奉納演武というのは神楽殿で行います。
封印された空気が集まる神聖な場所です。霊山神社の神楽殿もまた清らかな空気が漂っていました。当道場からは初めて奉納演武に参加する者もおり、その空気感を感じていました。その昔は、多くの武芸者が集まって最大で30団体も奉納演武に参加されていたようです。

江戸時代から残る古民家道場での直会

演武終了後は小国にある影山流道場にお招きいただき、囲炉裏を囲んで交流しながら皆でお弁当を食べました。江戸時代から残っている貴重な古民家に初めて入る者もいて、珍しそうに探検したり、初めての法螺貝を吹いたりしていました。

さて、東北の古武術演武はほとんどが終了です。今年も一年、稽古と演武お疲れ様でした!

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第一義
江戸時代(今より150年以上前)まで武術や武芸の流派として体系化されて、現代まで守り受け繋がれている日本古来の武道のことです。言ってしまえば〝国を守るために侍が身につけた武術〟です。現在、日本には100以上の古武道流派が残っています。剣術、柔術、槍術、弓術、砲術 etc...これらが現代武道の原点です。米沢藩・小山道場では、上杉謙信公の「第一義」の扁額と共に古武術稽古ができます。