ご来光と雲海の南陽市・高ツムジ山と赤湯温泉烏帽子山修験道プチガイド

高ツムジ山からの朝日

こんにちは。米沢藩・小山道場講師の小山です。
宮城県七ヶ宿町五郎山から置賜盆地に御来光が差しました。

早朝5時半。

昨年も南陽市の高ツムジ山に一緒に登って雲海を一緒に見てきた仲間と共に、今年も高ツムジ山に登りました。
ここでは気候条件が出揃うと、置賜盆地いっぱいに広がった雲海とともに、日の出前の月とともにご来光を見ることができます。

いわゆる片割れ時です。

おそらく、昔の修験者や山伏等はここで同じような景色を見て、禅を嗜んだことでしょう。
今年は日月雲海は見れませんでしたが、冬前の澄み切った空気の盆地と山々の360°ビューが最高でした。

毎朝、バイクで登って来るというおじさんに出会いました。

「今年はあんまり雲海が出なかったね」と

写真を撮ってくれて笑顔で去って行きました。その自然な立ち振る舞いは…御来光の達人でした。
もしかしたら、置賜の朝日を守り続ける伝説の山五郎おじさんだったのかもしれませんね笑

朝日をありがとう!山五郎おじさん!

さてさて、下山した冷え切った足先を温めるには赤湯温泉の足湯が最高です。

地元住人しか入手しにくい伝説の田中屋のあんびんを、仲間の布施さんが買ってきてくれました。
朝ごはんにちょうど良い大きなあんびんは、アンとモチの具合がまさに伝説です。
しかも、腹をすかせた僕に3つもくれました。

という訳で、あんびんの御礼に『烏帽子山に残る米沢藩の信仰と修験者たちの道』をプチドラゴンロードガイドしました。

案内した内容は詳しく書きませんが、参道から公園へはまだまだ紅葉が美しく、さすが伝説の極楽浄土の庭園でした。
仲間と共にとても清々しい朝の散歩でした。

みんなにすごく喜んでもらえました。

自宅に帰ってきて、布施さんから高ツムジ山で山五郎おじさんに撮ってもらった写真が送られてきました。

高ツムジ山のご来光

ちなみに、戦国時代に置賜盆地を治めていた伊達政宗の長女の名は、五郎八姫(いろはひめ)といいます。山五郎おじさんが撮ってくれた写真からそんなことを思い出しました。もしかしたら、娘の誕生と御来光を重ねたのかもしれませんね。

朝日も、一緒にご来光を見たお二人も美しく良き写真ですね!

この記事を見て、高ツムジ山にご興味がありましたらぜひ登ってみてください。
よろしければ、ドラゴンロードガイドいたします。

五郎八姫

五郎八姫