寒い道場でも大丈夫!冬の稽古を快適にする古武術愛好家向け防寒アイテム特集

こんばんは。米沢藩・小山道場講師の小山です。

冷暖房が完備していない道場の方は必見!これから古武術を始める方も、高齢で寒さが身に染みてこられた方にも、稽古中のおすすめ防寒対策アイテムを紹介!なんせ、当道場の米沢市営武道館の冬は極寒です(汗)せっかくですから、冬の稽古でも楽しめるように、一部は機能的でオシャレな防寒具を選抜しています。ご参考にされてください!

1.インナー

もっとも見た目にはわかりにくく、防寒対策として気軽なインナーは冬の稽古に必須です。しかも、重ね着がしやすいため、1月や2月の極寒時には2枚重ね着するだけで相当暖かくなります。

米沢出身の日本が誇る繊維技術「帝人」のインナー!
カラーはオフホワイト、ネイビー、グレー、ブラックでお好みのファッションで選べる。

WARMACTIVE <メンズ>

WARMACTIVE <レディス>

化学繊維が得意でない方におすすめは「グンゼ」の綿100%!
ベージュなら目立ちにくい。

<メンズ>

裏起毛 <レディス>

年齢的にグンゼを着る勇気がない…という方には
全世代をカバーする無印良品」の綿100%!

あったか綿・あったかウール <メンズ・レディス・キッズ>

無印良品の公式サイトはこちら

2.裏起毛スエット

インナーだけではやっぱり寒いという方は、道着や袴の下に伸縮性ある裏起毛スエットを着用されると良いでしょう。ただし、モコモコになると動きにくく汗がかきやすくなるので、稽古中の動きを考慮して体型だけでなく道着に合ったサイズのものを選びましょう。

裏起毛 <メンズ>

裏起毛 <レディス>

3.足袋

冬の稽古には冬用足袋は必須です。カラーは白、紺、黒が一般的で種類がたくさんありますが、板の間稽古では滑らないものを選ぶと良いでしょう。滑ると稽古の重心移動に支障が出たり、変に力が入って筋肉を痛めてしまうことも。個人的には寒い道場の稽古は「革底足袋+ソックス」の組み合わせがおすすめです!

ソックス

冬底足袋

革底足袋

東山堂 剣道用足袋(鹿革)・黒
皮底足袋(牛革)白

手甲・ハンドウォーマー

テニスやバスケ、釣りなどの指の繊細さが必要なスポーツのハンドウォーマーを使用することで、冷えやすい手先を暖かく稽古することができます。個人的には、指を極力邪魔しないものがオススメです。ハンドウォーマーはたくさん種類やメーカー・価格帯がありますので、お好みを探してみるとよいでしょう!


ハンドウォーマー <メンズ・ユニセックス>

ハンドウォーマー <レディス>

巻きタオル・アンダータオル

冬の稽古は汗をかいた後の体がすぐに冷えます。雪国ではこのアイテムが常識的に知られていますが、寒い道場で汗を掻くほど稽古に熱中される方にはおすすめです。稽古前にこれを一枚肌着に挟んでおくだけでも、稽古後の体温調節が楽にできます。

羽織・半纏

ちょっと休憩。そんな時に羽織や半纏を身につけると暖かくてオシャレです。和式ながらファッション性にとんだものがたくさんあるので、お好みを身につけてみてはいかがですか?道着の上から羽織る場合は大きめがオススメです。

羽織 <メンズ・ユニセックス>

羽織 <レディス>

半纏 <メンズ・ユニセックス>

半纏 <レディス>


貼るカイロ

防寒対策といえば、やっぱりこれ!稽古前に一枚これを挟んでおくだけでも暖かいです。肩、背中、腰、太ももなどに貼るだけで、血の巡りがよくなって暖かく稽古ができます。貼るホッカイロはどのメーカーであっても便利ですが、個人的にはDAISOの以下のホッカイロが1枚で大きく貼れるので優れていると思います。

一枚だけで安心感が大きい!「DAISO」のビックカイロ!

DAISO 貼るカイロ肩用(2個)
DAISO 貼るビッグカイロ(2個)


まとめ

冷暖房がない道場での古武術稽古は体に堪えます。

そんな時は、釣り、テニス、ゴルフ、スキーなどの手足の道具を使う個人競技用品は古武術の稽古と相性が良いことを知っておきましょう。ご自身が冷えると思っている部位の防寒具や稽古で使えそうなオシャレなアイテムを探してみてるのも面白いと思います。この記事をお読みになった方で、もっと良いおすすめのアイテムがあればぜひ教えてください!

個人的には、古武術愛好家がオシャレにも気遣って、武道用品がファッション性に富んだ用品も多く出てくれば、若年層がもう少し興味を持ってもらいやすくなってくると思っています。

さあ、これからが寒さの本番です!冬を楽しみながらも、一所懸命に稽古に励んでいきましょう!!

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古武道とは、江戸時代(今より150年以上前)まで武術や武芸の流派として体系化され、現代まで守り受け繋がれている日本古来の武道のことです。

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第一義
江戸時代(今より150年以上前)まで武術や武芸の流派として体系化されて、現代まで守り受け繋がれている日本古来の武道のことです。言ってしまえば〝国を守るために侍が身につけた武術〟です。現在、日本には100以上の古武道流派が残っています。剣術、柔術、槍術、弓術、砲術 etc...これらが現代武道の原点です。米沢藩・小山道場では、上杉謙信公の「第一義」の扁額と共に古武術稽古ができます。